カーテン編
① シェードやスタイルカーテンはお洗濯可能です
縫い付けてある選択絵表示に洗濯機マーク、手洗いマーク、ドライマークがあるかご確認下さい。
プレーンシェードタイプは比較的シンプルな構造のため、メカ(レール)から取り外してメンテナンスが可能です。
カーテン取扱説明書で手順をご確認ください。
ただし、その他のシェードで大型、出窓、高窓、フリルやフレンジなど複雑な縫製仕様などの場合は、メンテナンスできない場合もあります。
ご購入時によく販売店にご確認されることをオススメします。
② カーテンを家庭で洗濯するには
カーテンについている洗濯絵表示で、洗濯機マーク、手洗いマークがついている場合、家庭洗濯が可能です。
ドレープは年1回、レースは年2回程度のお洗濯をおすすめしています。
ご使用年数が長い場合や、生地の状態が悪い場合には洗濯に耐えられず、破れたりほつれたりすることがあります。
また、汚れが落ちたことで、日焼けや色褪せが目立ってみえることもありますのでご注意下さい。
洗濯できない場合には、新しいカーテンのかけかえをおすすめします。
詳しくは、カーテン取扱説明書をご覧下さい。
③ カーテンをクリーニングに出すときの注意点
カーテンについている洗濯絵表示でドライマークがついている場合、クリーニングが可能です。
クリーニング店に預ける際には、両者で洗濯絵表示とカーテンの状態をよくご確認下さい。
ご使用年数が長い場合や、生地の状態が悪い場合には、クリーニングに耐えられず、事故につながることがあります。
クリーニングできない場合には新しいカーテンへのかけかえをおすすめします。
詳しくは、カーテン取扱説明書をご覧下さい。
④ カーテンの洗濯絵表示の見方
カーテン生地の性能を基準とし、標準縫製、芯地はポリエステル素材によることを前提とした表示をしています。
特殊縫製やフレンジ付きは生地性能に関わらず別途設定しています。
裏地縫製の場合は、表生地、裏生地のいずれか性能の低い方に合わせて表示付けを行っています。
マークそのものの見方は、洋服の洗濯絵表示と同じです。
洗い方
液温は40℃を限度とし、洗濯機で弱い洗濯処理ができる。
洗濯処理はできない。
液温は40℃を限度とし、手洗いによる洗濯処理ができる。
塩素系漂白剤による漂白処理ができるが、塩素系漂白剤による漂白処理はできない。
漂白処理はできない。
洗濯処理後のタンブル乾燥処理はできない。
日陰でのつり干し乾燥がよい。
アイロンのかけ方
底面温度150℃を限度としてアイロン仕上げ処理ができる。
底面温度110℃を限度としてアイロン仕上げ処理ができる。
アイロン仕上げ処理はできない。
ドライクリーニング
石油系溶剤(蒸留温度150℃~210℃、引火点38℃~)でのドライクリーニング処理a)ができる。
注a)ドライクリーニング処理は、タンブル乾燥を含む。
ウェットクリーニング処理ができる。弱い処理。
ウェットクリーニング処理はできない。
⑤ カーテンに生えたカビはとれますか?
残念ながら、いったん生えたカビを完全に取り除くことはできません。
カーテンについている洗濯絵表示に従ってメンテナンスをお願いしていますが、中性洗剤やドライクリーニングでは多少薄くはなりますが、取りきることはできません。
漂白剤のご使用はしないで下さい。生地をいため、色落ちをさせてしまいます。
カビは結露とカーテンについた汚れで発生しますので、日頃のメンテナンスが重要です。
⑥ カーテンの臭いが気になるときは
新しいカーテンの場合は、素材自体の臭いのことがあります。換気をよくすれば数日から2週間程度で気にならなくなります。
お使いのカーテンの場合は、繊維が臭いを吸着したためです。お洗濯、クリーニングすることで軽減されます。
また、日頃から換気をよくするよう心掛けましょう。
⑦ カーテンの日常のお手入れ方法
カーテンの汚れの主なものは、ホコリ、砂、手垢などです。
時間が経つほど汚れは取れにくくなるので、こまめなお手入れをおすすめします。
・はたきではたく
・掃除機(弱)で上から下へ吸い取る
・カーペット用ローラーを上から下へかける
・部分的な汚れは、ベンジンや中性洗剤、しみ抜きを含ませた布で拭き取る
カーテンと一緒に、カーテンレールも掃除機や雑巾で掃除しておくとよいでしょう。