カーペット編
≪汚れた部分のお手軽クリーニング方法≫
普段気を付けていても、ふとした拍子にシミをつけてしまうことがよくあります。
シミをつけてしまった場合には、「素早い対処」が汚れを最小限にとどめる秘訣となります。
(時間が経つほど取れにくくなります。)そこで、ここではその対処方法についてご説明します。
(1)まずは以下のクリーニンググッズを準備して下さい。
・ティッシュペーパー
・霧吹き
・ぬるま湯
・白いタオル3枚
・(ガンコな汚れの場合には)中性洗剤
(2)まず、カーペットに押し付けないように、ティッシュペーパーでそっと汚れを吸い取ります。
固形物はそっと取り除いて下さい。
(3)ぬるま湯を霧吹きに入れて汚れた部分に吹き付け、汚れが広がらないように注意しながら、タオルで叩くように吸い取って下さい。
タオルのきれいな部分を使って、この作業を繰り返します。
ガンコな汚れの場合:ぬるま湯に中性洗剤を入れて、上記の作業を行って下さい。
その際、カーペットの中に洗剤を残さないように、最後はぬるま湯だけで上記作業を行って下さい。
(4)汚れが取れたら、最後に乾燥させればOKです。
くれぐれも汚れを取る際には「こすらない」ように注意して下さい。
使用する洗剤はカーペット専用の中性洗剤をおすすめします。塩素系の洗剤を使用すると
変色する恐れがありますので、ご使用しないようご注意下さい。
カーペットの日常のお手入れ方法
1.こまめに部屋の風通しを
部屋の風通しが悪いと、湿度の高い状況が維持されやすくなり、ダニが増える原因となります。
できるだけ換気するようにし、部屋の湿度を外に出しましょう。
ただし、冬期においては夕方以降の換気は控えましょう。
逆に、湿気を呼び込むことになります。
2.寝室は毎日、その他のカーペットの部屋も3日に1回はていねいなお掃除を
アレルギー疾患の多くは、寝ているときに寝室や布団からダニ抗原を吸い込むことによって起こります。
よって、ダニだけではなくエサとなる人間のフケ、アカ、毛なども取り除くために、寝室は出来るだけ毎日掃除機をかけることが大切です。
その他のカーペットの部屋は、無理のない程度に掃除機をかけて下さい。ただし、3日に1回はていねいに行うようにしましょう。
3.ダニ駆除には梅雨明けに大掃除が効果的
梅雨明け頃から、ダニの繁殖がピークをむかえます。
したがって、梅雨明けに大掃除をすることにより、その年のダニの繁殖を抑え、家屋全体のダニ数を減らすことができますので、ダニ退治には大変効果的です。